高田くんは目を少し見開き、口を開けている。 だ、ダメだ!! 完全にひかれている!! うわぁーーー! 私の恋は呆気なく終わってしまった。 私は顔を青くしたまま後ろにたおれた。 あ、心配しないでほしい。 別に気絶したわけではないよ。 ただ、これ以上あの雰囲気でいるのが辛かっただけ。 私は少し狭くなったベンチの上で横になって、また詩集の世界にはいろうとした。 「わぁ!沙紀ちゃん!?大丈夫!?」