嘘つきと夏の木漏れ日

高田くんはリビングへと入っていった。



私はその背中を見ながら、思った。


高田くんの彼女になりたい。


この夏休みの間に絶対、高田くんをおとしてみせる。


私は今までほどほどに恋愛をしてきた。


でも私から告白したことは一切ない。



全て向こうからだ。


向こうが私に告白するように仕向けるのがとても好き。


あ、これじゃあ私が性格悪いみたいじゃない。


自分から告白するのが怖いから、向こうが告白するように仕向けるの。