でも、今は私の彼氏なんだよね? 江口はもう私の彼氏なんだよね? そっか… そっかぁ! 大丈夫だよね。 少し… 調子乗ってもいいよね? 『えぇ~!?なんでよ! メル彼なんて嫌だ!』 《送信しました》 送った瞬間だった。 私はなんとなく、 心がもやもやしていた。 このもやもやは、 いつも起きることで 悪い事の前兆だった。 そのことを この時の私は、 気にも止めていなかった。