「すごいカッコ良かったね?感動しちゃった」
ライブを終えて教室に戻って来ても興奮覚めやらない友里亜はさっきからベースの彼の話に夢中。
後夜祭に向けて後片付けをしなきゃならないのに、全く手につかない様子の友里亜は運ぶはずの椅子を握りしめたまま、その場でベースの彼を思い出してはニヤけていた。
それを寂しそうに見つめるクラスの男子。
友里亜、知ってた?クラスの約3分の1は友里亜に片思いしてるんだよ?
その中には、すでに振られた人、告白する前に失恋した人、今日告白するつもりだったのに断念した人……。
かわいそう。
「山本勇(ヤマモト イサム)先輩って言うんだって。名前までカッコいいよね?」
「そう?」
「うん!カッコいいよ。素敵。もしかしたらこれは初のストライクかも」
「はいはい」
全く、友里亜のストライクはなんて頻繁にやってくるんだろう?
入学してからのこの3ヶ月で、もう6度目だ。
「信じてないでしょ?今度こそは本物なんだから!」
ライブを終えて教室に戻って来ても興奮覚めやらない友里亜はさっきからベースの彼の話に夢中。
後夜祭に向けて後片付けをしなきゃならないのに、全く手につかない様子の友里亜は運ぶはずの椅子を握りしめたまま、その場でベースの彼を思い出してはニヤけていた。
それを寂しそうに見つめるクラスの男子。
友里亜、知ってた?クラスの約3分の1は友里亜に片思いしてるんだよ?
その中には、すでに振られた人、告白する前に失恋した人、今日告白するつもりだったのに断念した人……。
かわいそう。
「山本勇(ヤマモト イサム)先輩って言うんだって。名前までカッコいいよね?」
「そう?」
「うん!カッコいいよ。素敵。もしかしたらこれは初のストライクかも」
「はいはい」
全く、友里亜のストライクはなんて頻繁にやってくるんだろう?
入学してからのこの3ヶ月で、もう6度目だ。
「信じてないでしょ?今度こそは本物なんだから!」

