いまきみが笑ってくれるなら



彼は頑なに連絡を拒み
あたしもお手上げだった




けど、そろそろあたしも
家に帰らなきゃならない
彼をどうしよう
彼をどうしよう




頭がいっぱいだった




ねえ、どっかに公園とかない?
僕、公園で寝るのがすきだから
公園で今日は寝るよ




そんなことを彼が言い出した




わたしは漫喫などを勧めたが
頑なにそれを拒み
公園がいいと言って聞かない。




仕方なしにあたしの職場から
すぐ近くの公園に連れて行き
あたしの職場までのルートや
近くのファミレスなどのルート
なにかあったらすぐに職場に
くるように言い聞かせて
くれぐれも警察のお世話に
ならないようにと伝えた




彼はにっこり笑って
ありがとうと大丈夫を
何度も繰り返した




ほんとに彼を公園に置いて行き
自分は家に帰るのが
心苦しくてたまらなかったが
もお、そおするしかなかった