いまきみが笑ってくれるなら


わたしはドキドキしている
自分の鼓動が彼に
聞こえてしまわないように
必死に冷静さを保とうとした




冷静さを装って唇をぬぐい
会っていきなりキスか!
と冗談まじりで笑いながら
車を発車させた。




はじめて見る彼は
こんな田舎町に似合わずに
ほんとに綺麗な顔をしていた。
鼻は高くて目は綺麗な二重
さすが、東京の人だなと思った。




ハーフなの?と思わず
口にしてしまうくらいだ。



ほんとにかっこよくて
しばらく彼の顔が見れなかった。