「何があったかわからないけど…俺。
好きだからな」
しっかりとしたなつおの言葉。
またあたしは涙が出そうになってぐっと堪える。
そして黙ったまま頷く。
うん。
わかってるよ、なつお。
あたしも好きだよ。
言葉にしたら気持ちが抑えられそうにないから黙ってるのは許してね。
「今日は遅くなったし送るな」
なつおはあたしの手をしっかり握ると、あたしの家に向かう。
なつおはね。
いつだってあたしを優先してくれて。
いつだって大事にしてくれて。
あたしは甘えてばかりで。
でも。
この優しさは。
全部。
嘘だった。
あたしは何も知らなかった。
あたしは。
被害者なんかじゃなかった。
知らなかった。
これを知るのは少し先の話。
好きだからな」
しっかりとしたなつおの言葉。
またあたしは涙が出そうになってぐっと堪える。
そして黙ったまま頷く。
うん。
わかってるよ、なつお。
あたしも好きだよ。
言葉にしたら気持ちが抑えられそうにないから黙ってるのは許してね。
「今日は遅くなったし送るな」
なつおはあたしの手をしっかり握ると、あたしの家に向かう。
なつおはね。
いつだってあたしを優先してくれて。
いつだって大事にしてくれて。
あたしは甘えてばかりで。
でも。
この優しさは。
全部。
嘘だった。
あたしは何も知らなかった。
あたしは。
被害者なんかじゃなかった。
知らなかった。
これを知るのは少し先の話。



