「…っ!」
息をすることもままならない口づけにあたしは意識が飛びそうになる。
顔がどんどん火照ってるのがわかった。
「……あかり、顔真っ赤」
「…!」
「ふっ…ははは」
………笑った…?
こんなの夢だよ。
ねえ、またあたしを騙す気なの…?
それとも最後に神様が夢を見せてくれてるの?
「……俺」
きっと唇を噛み締めながらなつきは苦しそうな顔をする。
「…あかりが憎かった」
「……うん」
改めて言われると、やっぱりきついな…。
「あかり、覚えてるかわからないけど俺に中学の時手紙くれたんだよね」
「……手紙?」
「やっぱ覚えてないか」
なつきは少し寂しそうな顔をする。
手紙って…なんのことだろう。



