あたしの証【完結】

翌朝、あたしが目を覚ますと肩にはゆうやのカーデがかけられていて、目の前にはりなさん。
ゆうやはまだ血色の悪いその顔をほころばせていた。


ああ。
あたしのいつも憧れてた絆がそこにある。


幸せだ。




体を起こしたあたしに気付いたゆうやはこちらに顔を向けた。


「あかり、起きたのか?」

「うん、ごめん、なんか寝ちゃって」


付き添いのあたしが寝てどうするんだ。
だけど、ゆうやは怒る様子も、うざがる様子もなくって。
あたしを包むだけだった。


ゆうやは、本当に変わった。



あたしと出会った時は闇を纏ってたし、誰も彼は信用してなくて。
ただりなさんだけが光だった。


そのゆうやは今は、簡単に笑顔を見せて。
その手で多くのものを触れる。