あたしの証【完結】

あたしの仕事は休み。
れんはこの時間ならいるだろう。

ゆっくりと部屋番号を押す。
いつの間にか、合鍵もなくなってたから。
あたしはここでれんが出るのを祈るしかなかったんだ。

何度インターホンを押しても呼んでも呼んでも。




れんは出てこなかった。




だから、あたしはそこで出勤まで待ち伏せをした。


あたしがれんを本当に好きかはわからない。
そんなのは今、関係ない。
ただ…。
話したかった。
理由を知りたかった。


日が暮れるで。
あたしは空腹を忘れてマンション前に座りこんでいた。



れんに会いたい一心で。