あたしの証【完結】

目が覚めた時、最初に見たのは真っ白な天井とれんの顔。

れんは今にも泣きだしそうで。
朦朧とする意識の中、泣かないでって思ったのを覚えてる。



「あかり!あかり!!」


れんはあたしの手をずっと握ってくれてたらしい。
握る力が強くなる手。
握力がなくなってるあたしはただ受けるだけ。
返すことが出来なかった。


「…れ、ん」

「あかり!あかり!!」


あたしの名前を呪文のように連呼するれん。
まだ意識がはっきりしなくて、れんを見ることしか出来ない。


「あかり……よかった」


精一杯微笑んでれんに返す。


その時

「あかり!!!!!」


けたたましく扉を開けてゆうやが入ってきた。
後ろにはりなさんまでいる。