あたしの証【完結】

あたし達はぎくしゃくしたまま、解散することになった。




結局。

あたしは食べたかったパフェを食べることも出来ないぐらい満腹だった。




「ごちそうさまでした。」

「いいえ。」

「………じゃ。」

「あ、待って。」



そそくさと逃げだそうとするあたしを彼は呼びとめる。



「な、何…?」

「あ、のさ。送る」

「へ?」

「だから。危ないから」

「は?」

「…こんな夜中に女一人危ないだろ!」



夜中…?
まだ23時過ぎたぐらい。

ここは毎日の通り道だし、全く以て怖くないし。
別に本屋でラストまでいたらこんぐらいになる。



「え、平気だけど」

「いいよ、送る」


有無を言わせぬ彼に圧倒されて、あたしは黙って着いて行った。

わかってはいたけど、やっぱりお互い無言で。

何で彼は送ろうとしたんだろう?
き、気まずいんだけど。