あたしの証【完結】

れんが出てからあたしは結局眠れず、料理を作ったり、音楽聞いたりして時間を潰していた。
そこにゆうやからの着信が入る。

ゆうやから着信なんて珍しい。


「はい」

「あかり?今すぐ外にこい」

「え?」

「咲夜、潰れたから部屋まで連れてってやって」

「まじで?わかった!」



電話を切った後、携帯を机に置いた。
それから、すぐに鍵だけ持って外に飛び出した。

エレベーターが来るまでの時間がとてつもなく長く感じる。
着いたと同時に乗り込むと、あたしは何度も閉まるボタンを連打した。
意味が無いのはわかりきってるけど、そうでもしないと落ち着くことが出来なかった。


あたしと連絡取るようになってから今まで、れんが潰れたことなんて一度もなかった。




相当、掲示板のこと気にしてるのかな。
…掲示板にはあることないこと書かれるってのはゆうやから聞いた。
けど。


多分そうじゃない。
今までだってきっと、れん自身のことは多少なりとも書かれていたはずだ。


れんはあたしとゆうやのことを気にしてる。
そんなんあたしから見たって明らかだった。



あたしはさっき、迷ったことを後悔した。
あの時、住もうって言って安心させたらよかったんだ。