あたしの証【完結】

横に寝てたれんはあたしの方を向き、優しくあたしの髪を撫でると

「あかり、俺ん家に来ない?」

そう言った。


「来てるよ?」

「違くて、俺と住まない?」

「……え?」

「俺、お前が側にいないと不安でダメみたいなんだ」

「………」

「ダメ…かな?」

「ちょっと、考えていい?」

「うん」




悲しそうなれんの顔。
あたしに拒む理由はなかったはず。

だけど。
何故か即答出来なかった。


あたしはれんに信用されてないんだろうか。
それともれんの過去がそうさせてるのだろうか。



一緒にいたい。
あたしも同じ気持ち。

だけど。





なんか、ずっと。
引っかかってる。


ずっと。



何かはわからないけど。
あたしは幸せなはずなのに。