あたしの証【完結】

それから、材料を買ってなかった事を思い出したあたしは急いで買い出しに向かった。

一通り材料を買って、あたしはさくやさんの住んでるマンションに入る。
ポストから鍵を取り出すと、あたしはエレベーターに乗り込み部屋に向かった。


部屋の前に辿り着き、あたしは静かに鍵を差し込む。



男の人の部屋に入るのはこれで三人目だ。


「おじゃましまーす」


誰もいないのに、つい口からこぼれた。


きちんと整理された部屋。
物はたくさんあったけど、ごちゃごちゃしてなかった。

さくやさんの部屋も…かなり広い。


間取りは2LDKだったけど、リビングがすっごく広くって。
20畳はありそうだった。

ホストって凄いんだなあ。
って、まじまじと感心してる場合じゃない。
料理作ろうっと!
あ、でもまだ仕事だし、作りたてのがいいのかな?

……でも。
暇だし作ろうかな。


勝手に台所を触ることに少し抵抗はあったけど、触らないと作れないしね。

材料を切って煮込む時に慎重に味見する。



…うん!おいしい!
後は、小松菜の胡麻和えと、お味噌汁かな?