また違う絆。 あたしはそれが嬉しくもあり、羨ましくもあった。 あたしの知らない絆。 あたしにはない絆。 切なくなりながらあたしはさくやさんのことを話す。 りなさんは笑顔で受け答えしてくれる。 兄弟って。 本当はこんな感じなのかな? 帰ってから今日あったこととか話して。 一緒にご飯食べて。 外出して。 冷えてしまったうちの家族に未練なんかこれっぽっちもなくて。 あたしはこの家族を決して無くしたくなかった。