あたしの証【完結】

毎週月曜がタトゥーを入れる日。
週課になっていた。


その日、ゆうやの部屋に入るとあたしはベッドに横になって入れてもらう。


真剣なゆうやの顔。
ほどよい痛み。
綺麗な色彩。


あたしはその全てが好きだった。


いつもの平凡な毎日から解き放たれたような感覚。



あたしはタトゥーにとことん依存した。
意味も調べたりした。


あたしにぴったりのタトゥーをたくさん入れた。

際限なく。
入れられるとこ全て。


ゆうやは拒否しなかった。
あたしの自由にさせてくれた。

一度、尋ねたことがある。



「こんなに入れて止めなぃの?」


ゆうやはいつものように柔らかく微笑んで

「あかりの自由を取り上げるつもりはない」

そう、言ってくれた。



親以上に。
あたしを理解してくれる人がいる。

あたしは。
生きててよかったのかな…?


ゆうやと、りなさんと一緒にいたら。

そう、思えてくる。