こんな事をどこでもする気なら本当に危ない。
笠本さんと僕は進路が違うから
そばにいてやる事は出来ないし。
ほっぺを軽くつねって起こしてみるが全く効果は無かった。
「本当、無防備すぎ」
ふと、笠本さんの首筋が目に入った。
ネックレス……。
笠本さんの首筋をすっとなぞる。
あげたら、喜ぶ?喜ばない?
効果があるのは本当か?
そんな事をぐるぐると考えるなんて本当に僕らしくない。
「ちっ、起きろバカ」
何をしても起きない笠本さんに舌打ちしてチョップを食らわすと
唸り声をあげながら目を覚ます笠本さん。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…