それが、たとえめんどくさい事だったとしても
すごく不安になっちゃうから。
すると突然体が後ろに傾いた。
「わっ……あ、」
ぎゅーっと橋本くんに抱きしめられて
橋本くんの温もりに包まれる。
「気持ちなんて言わなくても、いくらでも伝わるんだよ」
確かに伝わってくる、橋本くんの気持ち。
私を優しく包み込む様に、守ってくれる様に
まるで仕草で好きって言われてるみたい。
「これでも分からない?」
だけどね、橋本くん
もっともっと簡単に、はっきりと伝わる言葉があるんだよ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…