「ーーる時、」 え? すると橋本くんは小さな声でもう一度つぶやいた。 「寝てる時。」 …………。 橋本くん……。 そんなの反則です。 寝てたらそりゃ……聞こえないよ。 橋本くんが本当に言ってたのかは 分からない。 でも、それでも そんな事どうでもいいほど嬉しくて 「橋本くん、すき」 私の今の気持ちを真っ赤になりながら伝えた。 すると、橋本くんは 「別に笠本さんが誰を好きか、なんて興味無いけどね」 そうやって返すけれど、 今の私は敵なし!!