ひどいっ。ひどすぎる!!
そこまで言わなくてもいいじゃん!!


「だって橋本くんと同じ班で嬉しかったんだもん……っ


好きな人と一緒にいられるんだって思ったら、可愛い格好して行きたいし

可愛いなって思われたいもん

少しくらい浮かれたってしょうがないじゃん……っ。

バカぁ!!」


ああ。
こんなめんどくさいって思われるような事言いたくないのに


ただ橋本くんと一緒に楽しみたいだけなのに。

「はぁ……。」

すると橋本くんはため息をついて

私を抱えはじめた。