それって……、 橋本くんも私のことまだ好きってことでいいのかな? 「橋本くん、じゃあ私橋本くんのこと忘れなくてもいいの?」 「いいんじゃない?」 「そしたら、大好きとかまた言っちゃうよ?」 「別に、聞くくらいならするけど」 私はその返事を聞いた瞬間 橋本くんの背中に手をまわし、強く抱きついた。 また橋本くんと付き合える。 私は嬉しくて涙が出そうになった。 しばらく、橋本くんの温もりを感じていると あ……。 私の目の前に濃いピンクで書かれた「ホテル」という文字が目に入って