橋本くん。 すき、好き、大好き。 きっと私が橋本くんを嫌いになれる日なんて、一生来ない。 無性に抱きつきたくなって、橋本くんの隣に寄りそうと 橋本くんは、 「笠本さんネコみたい」 と言って頭を撫でて来た。 幸せだなぁ…… 甘い甘ーい、雰囲気が私達を包んでいた。 と、思っていたのに ニャー ん、にゃあ? いやいや、私じゃないよ? 鳴き声がする方を見てみると 真っ白なネコが橋本くんの膝に乗っかてきた。 「ミウ」 なんて橋本くんが呼ぶと、気持ち良さそうな顔して手の中に収まるネコちゃん。