それから、身体中の水分を全部出し切ってしまったと思うぐらい涙を流した。

テーブルの上に置かれているウーロン茶のペットボトル分ぐらいは泣いたと思う。

それでも目の前の由加里の顔を見ると、また涙が新たに溢れてきた。

由加里はそれでも黙って待っていてくれた。