「愛理と雷を守れる力が欲しかった・・・それがきっかけで街に出ると、結構汚いやつが多くてさ、レイプだったり、カツアゲだったり、大人数対一人の喧嘩だったり・・・気付いたらいつの間にか強くなってた」
「優麻・・・私がこんなに弱いから・・・だから優麻にっ」
私が泣きそうになりながら優麻に言うと、優麻は強い力で私を抱きしめた
「愛理が気にする事じゃない!私が勝手にしたくてした事!!」
優麻は体を離し、私に視線を合わせると「わかった?」と言う
「うん・・・ありがとう優麻っ」
と言って私は優麻に抱きついた
ーーーーーーーーー
しばらくの間そうしていて、私たちが離れると
それから音弥から優麻へのお誘いがあった
「ここには愛理がいる。女蝶・・・お前もチームに入るか?その方がお前も安心だろ?」
おう!それはいいじゃん!!
ナイスだよ!音弥!!
私はキラキラと期待の目を優麻に向けると、優麻は「ハァー」とため息をついたあと
「わかった。入る」とチームの一員になった!もちろんNO6の幹部として!
「ヤッター!!」と叫んだ私に優麻は
「あんたアレわざとでしょ!私があの目に勝てないとわかっててやったでしょ」
うん!知ってたよ!優麻があの目を見ると断れないこと!!
でも・・・
「ん?知っらな~い」
私はハイテンションのまま知らないフリをした

