学校に向かって歩き出した私 帰りも迎えに来てくれるなんて、音弥は優しいんだ!! カッコイイし、優しいし・・・きっとモテるんだろうなぁ~ 私はこの時、すっかり忘れていた 彼がこの街の有名人だと言う事を・・・ 音弥って彼女いるのかな~と、私は音弥の事で頭がいっぱいだった だから背後にいたのを気付けなかった ドンッ 体にすごい衝撃が・・・ 「おっはよ~」 元気な声の主は、私の親友、希咲優麻(きさき ゆま)だった 「優麻、おはよ~」 合流した私達は話しをしながら校舎へと向かった