被害者の名前は原恵美子、26歳。町内の建設会社の事務をしていた。 父親に会う機会があったのだが、身の上話を聞かされた。 幼い頃に母親を病気で亡くし、父と娘の2人で支えあって生きてきたそうだ。 遺族に泣きつかれて犯人を捕まえてほしいと頼まれた。 思わず「必ず捕まえます」と安請け合いしてしまった。 サトウは正義感にあふれていた若い頃を思い出していた。