どうしたんだ、瑠諏……。 宮路由貴、そしてもうひとつの遺体となった吸血鬼となにがあったんだ? 考えれば考えるほど脳ミソが複雑に捻じ曲がる。 頭をすっきりさせるためにサトウは缶コーヒーをあおった。 ガコン……。 「元気ないっすね」 自販機の取出口に手を伸ばしながら原田が声をかけてきた。 イチゴの上にミルクがたっぷりかかっている絵がプリントされ、見た目にも甘そうな乳飲料を手に取る。