「き、きさま!」 足首にかぶりつく瑠諏の頭をジョン・ドゥは何度も何度も蹴った。 瑠諏の唇の端から、乱杭歯の先から、ジョン・ドゥの下肢静脈からとめどなく何本もの筋となった血の川が流れる。 瑠諏はゴク、ゴクッと喉を鳴らしてジョン・ドゥの血を飲んでいく。 頭を蹴っていた力が急激に衰え、ジョン・ドゥは崩れ落ちた。 顔が真っ青に変色し、皮ふがカサカサになって皺だらけになる。 首筋には極度の血管が浮き上がり、体が一回りも二回りも小さくなって顔は干し柿のようにやつれた。