「なんでも区別したがるのは嫌いです。あっ、それから吸血鬼の親が宇宙から来た化け物だということはさっき知りました」 瑠諏は目の前の男が吸血鬼だという驚きを表情に出さなかった。 「それはよかった」 「私たちを生んだその化け物は卵から生まれたんですか?それとも……」 「卵が先かどうかの答えを知りたけりゃ宇宙進化学の勉強でもするんだな。おれの怖さを忘れてるな。前回はジョン・ドゥという名前で会ったぞ」 「ジョン・ドゥ?そうでしたか?」 瑠諏は首をひねるがなにも思い出せなかった。