「わかった」 「やった!」 少女のように高い声を張り上げて喜ぶ女とは対照的に剣未は苦々しい顔をした。 「そろそろ電話しないと寝ちゃうわよ。ねぇ~早く電話してよぉ~」 色っぽい声に誘惑されたと思われたくないのか、剣未は無表情で携帯電話を取り出した。 「口をふさいでおけ」 剣未の指示で再び登場したベルトがグイグイと口の中へ押し込まれ、由貴は不味いワニ皮のベルトをくわえさせられた。 助けや叫び声なんか上げないわよ。 由貴はおとなしくベルトを噛んでいることで意地を張る。