「自分だけが特別な存在だと思うなよ。おれはこの舞台の支配者だ」 「この舞台?支配者?」 瑠諏の視線はジョン・ドゥをするどく捉える。 「おれは舞台を自由自在に操れる。おまえの思考をブロックすれば舞台から追い出すこともできるし、その逆も可能だ」 「それはすごい」 瑠諏は目を大きく見開いて驚きの表情をわざとつくった。 「見た目で判断するなよ。この醜い体は人間のそれなりの地位に辿り着くための第一段階だったんだ」 「意味がわかりませんね」 瑠諏は腕を組む。