「……ありがとうございます」 捜査状況を知らせているのは警察組織のどのくらいの地位の幹部なのか考えると、返事をかえすのに間があいた。 「次にくる質問はわかってる。誰に指示されて自分が警察と一緒に捜査させられているのか知りたいんだろ?」 瑠諏は深くうなずいた。 「教えてやってもいいが、忘れるなら無駄じゃないか?」 ジョン・ドゥは尋ねたあと、ククッと短く笑った。 「メモします」 瑠諏はボールペンをポケットからサッと出して袖を捲った。