30メートルは有にありそうな赤と白のストライプの煙突が3本並んでいた。 真ん中の煙突の根元にグレーのワゴン車が一台停まっている。 瑠諏は自分がとても危険な状況に立たされているのではと訝った。 電話の相手が騙して殺そうとしていたら? 記憶を辿って自分に恨みを抱いている奴がいないか確証を得ることなんて瑠諏には無理。 体を180度回転させて注意深く周りを見たが、スナイパーらしき人影はない。