「この血はあなたが生まれた瞬間に抜き取った血よ。本来は吸血鬼だと証明する際に登録用として保管すべきものなんだけど、特別にあなたにあげるわ。この血を舐めばあなたがどうやって生まれたのかわかるかもしれない。でも、いま舐めることはやめといたほうがいいわよ。もっと物心ついてそれなりの覚悟が出来たときに飲みたければ飲みなさい。私はあまりお勧めできないけどね」 瑠諏は反射的にうなずく。 「大事に冷凍保存しとくのよ」 篠田レミは瑠諏のおでこにキスをした。 ★ ★ ★