宮路由貴は男ばかりを言葉巧みに誘い込むと血を吸う。 血を吸われた男たちは白目を剥いてバタッと倒れ、それきり動かない。 さらに早変わりする舞台のスピードが上がる。 スライドショー並みに人間が襲われるシーンが立て続けに流れる。 遠心力がかかったように赤いビロードの椅子の背凭れに背中を押し付けられ、気持ち悪くなっているのを瑠諏は自覚した。 ★ ★ ★