「埃くらいで隙をつくるなんてやっぱり女性ですね」 「なに言ってるの?私は女じゃなくメスよ」 由貴は天井に向かって獣のような咆哮(ほうこう)を上げると瑠諏の顎に肘うちを喰らわした。 一瞬、気を失った瑠諏の首筋に熱い液体がかかる。 由貴が興奮して垂らした涎だった。 「いただきます」 由貴が口を大きく開けた途端にパンという乾いた音が部屋に轟いた。