「銃弾を受けて自然治癒するまでの間、醜い顔を見せたくないわ」 由貴は銃口に指を突っ込んだ。 そのとき、車が急停止する音が聞こえ、すかさずサトウが飛び出してくる。 「もう少しだったのに」 由貴は原田の喉元から手を離した。 「サ……トウ……さ……ん」 原田は地面に崩れ落ち、声を振り絞って助けを呼んだ。