視線の先には和式便器が鎮座していた。 玄関脇にトイレが設置されているのは昔ながらの建築構造。 トイレのドアが開きっぱなしというより金具の部分が錆びて痛み、隙間風に揺らされてブラブラ動いている。 原田は中で起こっていることを想像した。 悲鳴は男の声。 倉成に仲間がいて宮路由貴は呼び出されたのではないだろうか? 2人は無事なのだろうか?