瑠諏は真っ赤な目の輝きがおさまってからもしばらく考えふけっていた。 サトウはなかなか声をかけられる雰囲気じゃないのを察して黙って口を開くのを待つ。 「今回私が見た舞台を忠実にお話ししますので感想はのちほど。まず、宮路晋吾は倉成仁に強請られていました」 瑠瑠は懇切丁寧にサトウに説明をはじめた。 そして、宮路が足の裏を切った場面のところで舞台が幕を閉じたことを苦々しい表情で話す。 「まさか血液銀行の職員だったとは……」 「職員の名簿は警察にも開示されないんですか?」