「それは情緒不安定だったことを認めるんだな?」 「どうぞ」 2人はそんな会話をしながらも目を皿のようにして手掛かりになるものを探した。 ゴソゴソと瑠諏がパンダゴンというヤシに似た葉を編みこんだゴミ箱をあさりはじめ、しばらくすると手の動きが止まった。 瑠諏は幅19ミリ、長さ72ミリの絆創膏をゴミ箱から取り出した。 傷口を当てる白いパットの部分が茶褐色に染まっていた。