「プリントアウトするか?」 「いいえ……大丈夫です」 2人が文化センターを出たとき、ちょうど閉館時間。 サトウは車に戻ると45口径のコルトガバメントのマガジンを抜いて弾の数を確認した。 「ちゃんと7発入ってますか?」 瑠諏が笑顔をまじえて訊いてくる。 「心配いらない」 サトウは瑠諏のおかげで張り詰めつつあった緊張感から開放された気がした。