震える手で、窓を指差す琴音。 そこには…… 少し大きめな蜘蛛。 「……み、湊っ、蜘蛛がっ!」 …ムカっ。 「蜘蛛ごときでどんな声出してんだよ!」 窓を開けて、蜘蛛を外へ放り出した。 バタバタと、外から音が聞こえたと思ったら、顔を覗かせた陽翔。 「琴音?大丈夫か!?」 陽翔と目が合う。 その目は、いつもの優しい目… ではなかった。