校門を出ると、あたしの腕を離す湊。 湊に掴まれていたところが熱い。 …いつもなら、口げんか をしながら、仕事場に行くんだけど… 今は、そんな気分にはなれない。 「どうしたんだよ…お前喋んないなんて珍しいな」 そういう湊。 あたしだって、ずっと喋ってるわけじゃないし! …なんて反論するとこだけど。 「そう?」 それだけ返した。 顔も、見れない…。 完全に、意識しちゃってる。 ちらっと湊をみると…