ちょっと伸びた髪。 ちょっと大人っぽくなった顔。 また、背伸びたかな… 陽翔、越しちゃってるじゃん… 湊の腕の中で、号泣するあたし。 「なっ…んで…言って、くれないのっ…」 帰ってくるって、なんで言ってくれなかったの 「ビックリさせたかった」 そういって、いたずらっぽく笑う湊。 「ばか…」 顔を上げて…笑う。 「お帰りなさい」