…湊に泣かされたわけじゃない… あたしが、弱いだけ。 この声…陽翔、怒ってる? 「あ?」 湊の声も、怒ったような声。 「言ったよな?泣かしたら、黙ってねぇって」 そういった、陽翔。 …なんの、話? 「ねーえ、湊どうしたの?」 そう、歩いてきたのはミチちゃん。 あたしを見ると、不気味な笑みを浮かべる。 「湊?」 そういって、湊の腕に絡みつくミチちゃん。 「…っ!!……」 もう、いや…… 走り出すあたし。