偽りからの、Lovestory



湊が近づいてくるので、


なんとなく、一緒に後ずさる。




「…なんで逃げんだよ」


そういって、また拗ねた顔になる湊。




「い、いや…逃げてるわけじゃ……」





「完璧逃げてるから」


うぐっ…





あたしの手首が掴まれる。



なにっ!?





そっと、手のひらに置かれたのは…




紙袋…?



「湊…なに?これ…」





「…やる」



そう言い捨てて、部屋を出ていく湊。


「えぇっ…」



なんか、顔が赤かったような…