「な…なんで?」 『いや、珍しく電話だし…かみかみだから』 少し笑いながら話す湊。 今の湊の顔が想像できる。 「あ…あの、ね」 必死で切り出す。 『うん?』 「ダ…ダンスで、センター取ったの」 なんて、返ってくるだろう… くだらないって、思ってる? 『すげーじゃん!おめでとう』 そう、言ってくれた湊。 …こんな言葉を…望んでた言葉を くれるなんて…… 自然と、涙がこぼれる。 「ぅ…ひっく……」