びっくりしすぎて、動けない。 顔を上げて、ふっと笑う湊。 「耳まで真っ赤じゃん」 「だって…ふぁ…」 首に、キスをされる。 「ちょっ…湊」 唇に、柔らかいものが触れる。 え……今あたし、風邪… 少し触れただけで離れた湊の唇。 起き上がって、離れる湊。 「…早く、治せよ」 「へ…?」 「風邪。治さねーと、不便」