一回離れたのに、また近づいてくる 湊の顔。 え…な、なに…… 「キス、してほしかった?」 え…は!? 「ち、違うよっ!そんなこと思ってない!」 「へぇー、顔赤いよ?琴音ちゃん」 だんっと押し倒される。 「え…」 あたしに覆いかぶさるような恰好の湊。 「か、顔赤いのは…風邪だからだもん!」 「ふーん…じゃあ、こんなことされても、赤くなんねぇんだ?」 そのまま、ぎゅうっと抱きしめられる。 あたしの首元に顔をうずめる湊。 顔の温度が、一気に上がる。